50代から放送大学で学ぶ日記

50代のITエンジニアの学習日記

新時代の組織経営と働き方: 第3回 組織間ネットワークと事業生態系~新たなネットワーク組織の成長~

1. 企業間ネットワークの成長

「6つの経営環境の変化」「図3-1. バリューチェーンにある企業を連結する企業間ネットワーク」「図3-2. 顧客志向型組織と製品志向型組織の違い」は、今までの経験を自分なりにまとめてきた内容とほぼ一緒で、再確認することができました。

「ネットワーク組織」の概念としては既知でしたが、「ネットワーク組織」という言葉はあまり馴染みがなかったので、ネットワーク組織の「5つのメリット」「4つのデメリット」と合わせて概念を整理できたことは良かったかな。

2. その諸形態と経営効果

「企業間での協力形態の例」は、例というより整理図のような気がするけど、わかりやすくて良い図だと思いました。企業連携における選択肢を示しているんですよね、これ。

簡単に、ロイヤルホールディングス株式会社の企業グループの概要に触れていますが、「ロイヤルホスト」や「てんや」には長年お世話になっていますね。(たまにしか行く機会無いですが、当たりのときは美味かったなぁ)

企業グループは実務で縁が無さそうですが、3つのメリットと3つのデメリットが提示されています。(やや歯切れ悪い説明なので、さらっと見ておけば良いかな。)

戦略的提携については、零細にも関係ある話なので、その6つの特徴、戦略的提携の6つの事業目的については、少し深掘りしたいかも。

自分はヌルい青組なので、スターアライアンスによる戦略的提携の例は、少し親しみがある話題でした。

このセクションでの目玉は、組織間ネットワークのマネジメントの3つの要素の説明の後の、「アビームコンサルティングとJ2チーム、モンテディオ山形の戦略的提携の事例」ですね。

これは、部外者から見てもわくわくするような内容でした。2019年の収録ですが、今年はJ2なんですね。がんばれ。

3. 事業生態系において活動するネットワーク組織

組織間ネットワークを取り巻くマクロ環境については、結局地理的な近接が組織ネットワークに重要ということを言いたいのかな? IT企業であってもやはりシリコンバレーに集積されている点など、やはりF2Fのコミュニケーションは大事なのかもしれない。

事業生態系を転換するネットワーク組織の話題は、まさにGAFAに席巻される世界の話ではありますね。

 

今回の講師の先生も、原稿読み上げ感が強いので、動画で予習して、あとで興味があるところをテキストで整理する形でいい気がします。(楽だけど、面白みには欠けるかな。)
一番、ワクワクしたのは、アビーム&モンテディオ山形のインタビューでした。ここは再度しっかりと見直したい。