新時代の組織経営と働き方: 第2回 経営組織の理解
本日、テキストを入手。映像先行で学習してみます。
1. 経営と組織
これまでの知識の整理となる内容でした。
2. 職能別組織
最初に正社員とした働いた通信会社は、小規模だったので、この職能別組織でした。
こじんまりしていて、社長にリーダシップがあれば有効。
逆に、小規模の企業はこの選択肢しかない、ということでもありますね。
3. 事業部制組織
ある程度、規模が大きくなると、事業部制組織を採用するようになります。
事業部制組織には、協調型、戦略事業単位型、競争型の3種類がある、というのは初めて知りました。
旧来型の日本企業だと、協調型事業部制(中央研究所などの全社レベルのスタッフ組織がある)が多いのでしょうが、そういう企業では働いたことが無いです。
一番、職歴が長い会社(いわゆる巨大ベンチャー)は、全社的には戦略事業単位型事業部制を敷いていて、基盤系組織は不定期に職能制組織と事業部制組織を交互に切り替えていました。(某通信系巨大会社も同様のことをしていたと聞いたことがあります。)
AWSは、最後の競争型事業部制を採用していますね。自社のサービス同士が喰い合うことも辞さない、そんなスタンスです。
4. マトリックス組織
マトリックス組織は、経験もあるし、国内で採用している企業を見かけますが、「本当に成功している」という現場からの話は聞いたことがないです。
指揮系統が2つになるため、特に副軸の指揮側からの不満が出やすいのが現実でしょう。国内で人気が無い、というよりも、国内で上手くいっているケースが少ない、が現実なんじゃないかなぁ。
まとめ
今回は、内容的に目を見張るようなものはなく、先生がテキストそのまま読むというところが多かったので、さらっと流す程度で良いかな、という印象でした。